中央公論文芸賞、このブログでは紹介したりしなかったりですが、今年は朝日新聞の連載小説、吉田修一さんの「国宝」が選ばれました。パチパチパチ!これ、僕が新聞小説で最初から最後まで読んだ唯一の物語です。どうせ単行本になるのだからその時読めばいい、というのが新聞小説に対する僕のスタンスなのですが「歌舞伎」「吉田修一」という強力なワードに抗することができず毎日読んでいました。で、買わない。買ってない。ううむ、買わないんだなぁ。
いずれにしてもこれすごくおもしろかったですよ。ラストがすごい!!!朝日の連載終了時に感想を書いているのでぜひ読んでみてください。こちらです。
中央公論文芸賞は「第一線で活躍する作家のさらなる飛躍、新たな代表作となる優れたエンターテインメント作品を顕彰」する賞。これっていいなぁ。ベテラン作家にもチャンスがある。応援したい賞です。これまでの受賞作はこちらで。
【書評ランキングに参加中】
ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。