いやいやいや、なんなんですか?いったいどうしちゃったんだろう?岩波文庫的?ううううむ。というわけで佐藤正午の直木賞受賞作「月の満ち欠け」、文庫になります。なるのですが、岩波文庫じゃなくて、岩波文庫的!ふざけてるわけではないようです。だって、ほらほら!上の書影を見てみてください。一番下!ちゃ〜んと岩波文庫的ってなってるでしょう。あのお堅いイメージの岩波が…。仕掛け人がいるのか、それとも佐藤さん自身のアイデアか。ホームページからちょっと引用!
「岩波文庫的」とは
当初は岩波文庫への収録を検討いたしましたが,長い時間の評価に堪えた古典を収録する叢書に,みずみずしいこの作品を収録するのは尚早と考え,でも気持ちは岩波文庫という著者のちょっとしたいたずら心もあり,「岩波文庫的」文庫といたしました.
ふふふ、楽しいなぁ。佐藤さんの発想なのかなぁ。すごい!で、あなたは読みましたか?この傑作小説。おもしろいですよぉ。文庫化を機会にぜひ読んでみてください。佐藤正午ワールド、一度ハマると抜け出せませんよ。
さて、私。単行本持ってるけど岩波文庫的文庫版買っちゃうなぁ。たぶん。まんまと岩波の戦略にハマっちゃいそう。発売は10月4日の予定、よろしく!
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