さて、村上春樹の短編小説集「一人称単数」の7月18日発売が決定しました。短編としては「女のいない男たち」以来6年ぶり。長編の「騎士団長殺し」からは3年ぶりになります。
ファンの方はご存知でしょうがこの短編は文芸誌「文學界」に不定期で掲載されていたものです。最初の2018年7月号では「三つの短い話」というタイトルで3作の短編が載り、その後、2019年の8月号に2つの短編が載った時に連作短編「一人称単数」というタイトルが付きました。さらに次のような感じで7作まで掲載されています。
◯「文學界」2018年7月号
三つの短い話
「石のまくら」
「クリーム」
「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」
◯「文學界」2019年8月号
その4「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」
その5「ヤクルト・スワローズ詩集」
◯「文學界」2019年12月号
その6「謝肉祭(Carnaval)」
◯「文學界」2020年2月号
その7「品川猿の告白」
この7つですべてなのか書き下ろしがあるのか?「女のいない男たち」は表題作が書き下ろしでしたが、さてどうなるのか?僕は文芸誌を読まないので、どんな話なのか分かりませんが、どのタイトルも心惹かれます。まだ表紙も出ていませんが、いずれにしても楽しみ!!!
追記6.30
「一人称単数」ですが、「女のいない男たち」と同じで表題作が書き下ろしとして追加。全8作になりました。おぉ!
◯書き下ろし
その8「一人称単数」
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