出た本、去年の小説の中でもかなり高い評価を得て、直木賞と山本周五郎賞の候補にもなった砂原浩太朗の時代小説「高瀬庄左衛門御留書」、その砂原さんの新作「黛家の兄弟」出ました。アマゾンの紹介文を!
道は違えど、思いはひとつ。
政争の嵐の中、三兄弟の絆が試される。
『高瀬庄左衛門御留書』の泰然たる感動から一転、今度は17歳の武士が主人公。
神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そんな中、黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。
令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第二弾!
~「神山藩シリーズ」とは~
架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された世界観で物語が紡がれる。
「高瀬庄左衛門御留書」が神山藩シリーズ1作目なので「黛家の兄弟」も期待できそう。「本の雑誌」最新号で北上次郎さんが簡単に物語を説明したのち「あとは黙って読まれたい。すごいぞ」と書いてる。
出る本。谷川俊太郎が命名した「闇は光の母」シリーズの第3弾「ぼく」(1/20)、出ます。谷川さんの文章で絵は合田里美さん。合田さんのイラスト、この頃よく見かけますね。で、こちらもアマゾンの紹介を!
谷川俊太郎が「自死」を想い、言葉をつむぐ
「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」
90歳を迎える詩人・谷川俊太郎が「自死」を想い、
言葉をつむいだ絵本。
新進気鋭のイラストレーター・合田里美が
美しい日常風景で彩る。
このテーマで谷川さんがどんな言葉を紡いだのか、気になります。それに合田さんが描いた「美しい日常風景」とは?とにかく読んでみなくては。
◯合田里美さんのイラスト、こちらで見られます!
2022.1.17 今週はさらに大変なことになりそうなオミクロン株。重症者も少しずつ増えてます。このままの対策でいい?読書は伊集院静「ミチクサ先生下巻」が終わったところ。