【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊！小林信彦「日本橋に生まれて」窪美澄「朱より赤く」、「SWITCH」「Number」の最新号も気になる！（2022.１/5週）

小林信彦文藝春秋 2022年01月26日頃

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　出る本、小林信彦「日本橋に生まれて本音を申せば」（1/26）出ます。小林さんが23年も連載を続けてきた週刊文春のコラム「本音を申せば」の最終巻。ある時までは週刊誌でその後は単行本でずっと読んできました。定点観測の素晴らしさを感じると共に、芸能の本質というものを教えてもらった気がします。完結、パチパチパチ！！

朱より赤く

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窪美澄小学館 2022年01月26日頃

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　窪美澄の新作「朱より赤く」（1/26）出ます。副題が「高岡智照尼の生涯」。ううむ、伝記物？めずらしい！アマゾンの紹介文、見てみましょう！

何かを断たなければ、生きていけない。

父は、女にだらしのない鍛冶職人だった。物心ついたとき、すでに母はいなかった。綺麗な着物を着せたる、という父の誘うような言葉に乗じて、12歳だった彼女は、気が付けば菜乃葉の名で大阪にて舞妓見習いをさせられていた。
14歳で旦那への腹いせのようにして小指を切り落としたことで世間の耳目を集め、ブロマイドは飛ぶように売れた。花柳界から退いたあとも、社長夫人、映画女優と華やいだ世界に身を置いた。
それでも、彼女の心が定まることはなかった。38歳、仏門を叩いた。

　ううむ、なるほど。実在の人物なのかな？と調べてみると瀬戸内寂聴さんの「女徳」のモデルにもなった人のようです。窪さんの小説ファンとしては彼女がこの女性に興味を持ったことは何となく理解できますが、ううむ、読みたい気持ちはそれほどでも。

ＳＷＩＴＣＨＶｏｌ．４０　Ｎｏ．２（ＦＥＢ /スイッチ・パブリッシング

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　出た雑誌２冊。「SWITCH Vol.40 No.2 」は、特集「ドラマのかたち 2022」、表紙と巻頭の特集は「ミステリと言う勿れ」の菅田将暉と伊藤沙莉。アマゾンの紹介文を

来たるべき2022年新春放送スタートの注目作を中心に、俳優、脚本家、プロデューサーなど、さまざまなドラマの担い手たちを取材し、テレビドラマの“いま"を掘り下げる。表紙・巻頭には1月スタートの新ドラマ『ミステリと言う勿れ』より、菅田将暉&伊藤沙莉が登場!

　いやいやとにかくドラマ特集は読まなくちゃね。阿部寛や芳根京子、岸井ゆきのも登場しています。「SWITCH」がどういう切り取り方をしてくるかも楽しみ！！

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィックナンバー) 2022年 2/3号雑誌 /文藝春秋

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　さて、「Number 2022年2/3号」は３度目の藤井聡太特集。あいかわらず売れてるらしい。今はちょうど渡辺王将との王将戦の真っ只中。昨日勝って2-0となりましたがこれからどうなるか？将棋を文章で読む、というのもなかなかおもしろいし、「Number」的なアプローチも楽しい。ちなみに僕は将棋のルールもよく分かってないのですが藤井推しのミーハー。実はもう買っちゃった！

2022.1.24 ４万、５万と感染者が増え続けるコロナ。さて、今週は？怖い！読書は金原ひとみ「ミーツ・ザ・ワールド」。