もう一冊、出る本。窪美澄「タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース」(12/19)出ます。窪さんの直木賞受賞2作目のこれ、なんだか今までと違う雰囲気?だけど、どんな物語なんだろう?気になる。アマゾンの紹介文を。
直木賞作家の新境地。
東京の古びた団地が舞台の、生と死をめぐる成長譚。
とある団地で5歳上の姉・七海と暮らすみかげ。父とは死別し、母は数年前に出て行ったきり。家計を支える姉に心苦しさを覚えながらも、ぜんそく持ちで、かつ高校でいじめに遭い定時制高校に通っていることもあり、自分の無力さにうちひしがれて、未来に希望が持てず「死」に惹かれはじめる。そんな彼女の前に団地警備員を名のる奇妙な老人・ぜんじろうが現れ、みかげの日常が変わっていく――
刊行前から全国の書店員さんたちの熱い感想が続々。新たな夜明けをもたらす、温かさあふれる長編小説。