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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!川上未映子のエッセイ「深く、しっかり息をして」!ヨシタケシンスケ対談集に高瀬隼子の新作も気になる!(2023.7/1週)

 
 今週が7月1週なのか2週なのか分からないwww。さて、出る本、川上未映子のエッセイ集「深く、しっかり息をして」(7/7)出ます。これタイトルも表紙もいいよなぁ。川上さん、エッセイは読んだことないのだけどこれは買って読もう!アマゾンの紹介文を。

 

川上未映子、12年間の軌跡。
雑誌Hanakoの連載エッセイ「りぼんにお願い」が書籍化!

どれだけ時間が過ぎても言葉にできないことが
それぞれの胸にあるのだと思う
              ――川上未映子

2011年から2022年。小説『すべて真夜中の恋人たち』、『夏物語』、『黄色い家』を世に出し、さらには出産、育児、プロモーションやシンポジウムなど海外への渡航…。目まぐるしい変化の中で川上未映子さんは毎月、雑誌Hanakoでのエッセイ連載「りぼんにお願い」でそのときどきの喜びや悲しみ、悩み、読者へのエールを綴ってきました。「Hanako読者のことを想像しながら文章を書くことは、いつも、すごく楽しかった(中略)心と体も、移動するような気持ちになれた、暖かそうな、光がたまってる方面に」(あとがきより)。

メイクやファッションの悩みから、季節の移り変わり、社会の中での女性の変化について、ときにユーモラスに、ときに勇敢に、ときに暖かく、読者へと語りかけるように書かれたエッセイには、小説作品とはまた違った、著者自身の思いや12年間の変化が綴られています。

[コンテンツ紹介]
● 連載245回の中から厳選した、80のエッセイを収録。
● 新規書き下ろしとして、2011年から2022年まで、1年ごとの「当時の自分と社会」についての振り返りエッセイ
 
 個人的には川上未映子なんだから厳選80じゃなくて、全部出せばいいのに。3分冊でもいいからさ。うむ。

 

 

 ヨシタケシンスケ 「もりあがれ!タイダーン ヨシタケシンスケ 対談集」(7/3)、対談集はけっこう好き!まぁ誰が誰と話すのか、が1番のポイントですが。今回、ヨシタケさんと話すのは下に書いてある通り11人。糸井さん、岸本さん、柴田さん、ブレイディみかこさんが特に気になる。

 

ヨシタケシンスケが会いたかった人気作家11名と対談した著者初の対談集。
芸術書のコレクションを披露しあったり、リスペクトする絵本作家のアトリエを訪ねたり。
対談後の感想「お話しして思ったこと」などユニークなイラストも数多く収録した豪華な内容。


登場作家/糸井重里、かこさとし、岸本佐知子、クリハラタカシ、坂崎千春、柴田元幸、junaida、鈴木のりたけ、ブレイディみかこ、穂村弘、モリナガ・ヨウ

 

 さて、高瀬隼子の芥川賞受賞第一作「いい子のあくび」(7/5)出ます。彼女、気になっていながら受賞作の「おいしいごはんが食べられますように」も読んでない。なんかタイトルとはかなり違う話なんですよね。で、これもまた、なんか怪しい。帯のコピーが「ぶつかったる。」!ううううむ。読まなくちゃ〜〜!全3話!

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!