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【文学賞】2024年本屋大賞(第21回)ノミネート作品10冊が決定しました!大賞発表は4月10日です

 昨年までは芥川賞・直木賞発表の翌日が本屋大賞ノミネート、という日程でブログ書く方は大変でしたが、ちょっと間が空いて1日発表になってよかったです。ノミネート10作、以下の通りです。

◯川上未映子 「黄色い家」

 

◯小川哲「君が手にするはずだった黄金について」

 

◯津村記久子「水車小屋のネネ」

 

◯夏川草介「スピノザの診察室」

 

◯塩田武士「存在のすべてを」

 

宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」

 

◯知念実希人「放課後ミステリクラブ 1金魚泳ぐプール事件

 

◯凪良ゆう 「星を編む」

 

◯青山美智子「リカバリー・カバヒコ

 

◯多崎礼「レーエンデ国物語

 

   ふむふむ、芥川賞・直木賞ノミネートとはダブってませんね。既読は「黄色い家」「成瀬は天下を取りにいく」の2冊です。「黄色い家」は僕の昨年の年間ベスト1でもちろんイチ推しですが、本屋大賞はどうかなぁ。「成瀬は天下を取りにいく」もこのラインナップの中ではちょっと弱い気がします。読んでもないのに言うのもどうかとは思うけど、本命は「存在のすべてを」「水車小屋のネネ」じゃないかな。どちらも評判がすごくいいです。

 

 凪良ゆうさん「星を編む」は大賞受賞の「汝、星のごとく」に続いてのノミネートですが、これは「汝、〜」の続編なんですね。「君が手にするはずだった黄金について」小川哲さんと「リカバリー・カバヒコ」青山美智子さんも連続ノミネートですが、凪良さん、本屋大賞では強いからなぁ。

 

 夏川草介さんは「神様のカルテ」の方ですね。「スピノザの診察室」も医療モノです。知念実希人さんの「放課後ミステリクラブ」はシリーズ化されていて3巻まで出ています。子供から大人まで楽しめる本格ミステリ。多崎礼さん「レーエンデ国物語」は全3巻のファンタジー。

 

 大賞の発表は4月10日。同時に発掘部門、翻訳小説部門も発表されます。まぁ適当なこと言ってますが予想は大体当たらないもの。当日を楽しみにしたいです。

 

◯本屋大賞のホームページはこちら!

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