1柴田ケイコ「パンどろぼうとほっかほっカー」
パンどろぼうの「愛車」登場!? 大人気シリーズ最新作!
ヤギのおばあさんの頼みで、パンを届けにでかけたパンどろぼう。
なかなかたどりつかずうなだれる横を、一台の車がとおりすぎますが―――。
ほかほかのパンとほかほかの思いをのせて、「ほっかほっカー」が走りだす!
\子どもから大人まで、パンどろぼうが大好き!/
車の細部の描き込みが楽しい! 私の街にも、ほっかほっカーが来ないかな~。(児童書売り場の書店員)
毎日「パンどろぼう読んで」とせがんでくる娘の将来の夢が、パン屋さんになりました。夢を持つきっかけをありがとう!(4歳女の子のパパ)
子どもたちも、夫も私も、おばあちゃんまで、我が家はみーんなパンどろぼうのトリコ。早く続きが読みたい!(3歳女の子と5歳男の子のママ)
ほっかほっカー!!!車の存在が大きかったようですね。2位以下はこちら。読んだ絵本には僕の感想がリンクされています。
4田中達也「おすしが ふくを かいにきた」
6たてのひろし/作 なかの真実/絵「ねこ と ことり」
9しおたにまみこ「いちじくのはなし」
完全にランキング常連のヨシタケシンスケさん、今回は2位と7位にランクイン。強い!「メメンとモリ」も「ぼくはいったいどこにいるんだ」もちょっと哲学的要素を含んだ絵本。ディープです。柴田さんは3位にも!「パンダのおさじと フライパンダ」。いやいやいや、いろいろ考えますなぁ。楽しそう!
4位は田中達也さん「おすしが ふくを かいにきた」。前回も「くみたて」でランクインしたミニチュア写真家、見立て作家として有名な田中さんの写真絵本。いやいや、この人もスゴい!すしといえば8位のたなかひかるさん「すしん」も気になる。リブロ絵本大賞受賞作!シュールな感じらしい。これはすごく読みたいぞ。
5位は韓国の新進気鋭の絵本作家キム・サングンさんの「星をつるよる」。きれいな絵だなぁ。これも気になる。6位のたてのひろしさん作、なかの真実さん絵の「ねこ と ことり」も絵が魅力的。なかのさんは細密画家なんだ。ねこ好きとしては気になるぞ。
9位のしおたにまみこさん「いちじくのはなし」は既読。しおたにさんの絵本もなんだか楽しいんだよなぁ。読んでみてください。10位はキューライスさんの「ニンジンジン」。キューライスさんの絵も人気なんだよなぁ。これも楽しそう。
さらに新人賞、ファーストブック賞の発表もありました。どちらもjunoさん「やぎさんのさんぽ」が受賞。これ刺繍絵本なんだ!!!ううむ、これも読みたい。
◯くわしくは雑誌「MOE」2月号、特集「絵本屋さん大賞2023」でぜひ。
◯MOE絵本屋さん大賞関連の記事はこちら!
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