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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!高瀬隼子「め生える」出ました。雑誌「BRUTUS」は1000号!特集は「人生最高のお買いもの。」!!(2024.1/2週)

 

 芥川賞を受賞した高瀬隼子の新作「め生える」出ました。原因不明の感染症でみんながハゲちゃう話らしい。高瀬ワールドはいろいろおもしろいからなぁ。期待!アマゾンの紹介文を。

 

せっかくみんなハゲたのに――

突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。
元々薄毛を気にしていた真智加は開放感を抱いていたのだが、ある日、思いがけない新たな悩みに直面し、そのことが長年友情を培ってきたテラとの関係にも影響が及ぼしそうで…。
同じく、予想外の悩みは、幼少期に髪を切られる被害にあった高校生の琢磨にもある。それは恋人の希春と行った占い師のお告げがきっかけだった…。

価値観は刷新したはずなのに、また別の分断の萌芽がそこに。

『おいしいごはんが食べられますように』で芥川賞を受賞した、
高瀬隼子の最新作は、見た目のコンプレックスをテーマに描いた珠玉の中編。

 

 これ、タイトルいいなぁ。「せっかくみんなハゲたのに」という惹句もいい。どんな展開になるのか楽しみ。

 

 出る雑誌。「BRUTUS」最新号(1/11)はなんと通算1000号!特集は「人生最高のお買いもの。」。1980年に「ポパイ」の兄貴分雑誌として創刊。個人的には、創刊当時はなんだかちょっとピンと来なかった記憶が。でも、すぐに好きになって、今でもけっこう買っています。今回の特集、マガジンハウスのHPから紹介文を。

 

ブルータス通巻1000号!記念号のテーマに選んだのは「人生最高のお買いもの」。人が欲しいと思うものには、その人の価値観や人生観が現れます。何を思い切って手に入れて、何を大切にしてきたか。“お買いもの”とは究極の消費行動であると同時に、自分の人生を彩るために何が必要なのかを教えてくれる、まさに私たちが発し続けてきたメッセージそのもの。ブルータスゆかりの人々のベストバイストーリーをページ大増量でお送りします。そしてもう一つの目玉企画として、特集を紙の雑誌だけで完結せずにデジタル上での体験へも広げていこうと考えました。名づけてブルータスのマーケットプレイス「あしたのベストバイマーケット」。記念すべき1000号を、どうぞお愉しみください。

ふむふむ、こういう特集は大好き。記念の号だしこれは買い!

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!

 

 

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