出る本、村上春樹「中国行きのスロウ・ボート」(2/21)復刊です。中央公論新社のXへのポストは次の通り。
村上春樹さんの初短篇集『中国行きのスロウ・ボート』が、初版から40年の時を経て単行本でよみがえります。 安西水丸さんの手による印象深い装幀をそのまま復刻。 発売日は2月21日です。
文庫本ももちろん出てますが、単行本で復刊というのも村上春樹らしくていいな。水丸さんのイラスト、初版の時からとても印象的でした。全7編の短編集ですが「午後の最後の芝生」が好き。未読の人も文庫本持ってる人もぜひ!
そして、こちらは新刊エッセイ。村上春樹「デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界」(2/22)出ます。アマゾンの紹介文「まえがきより」!
「僕の⼤好きなジャズ・レコード188 枚のことを書きました」
チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイ、スタン・ゲッツ……ジャズの⻩⾦時代に数多くのジャケット・デザインを⼿がけた伝説的アーティスト、デヴィッド・ストーン・マーティン。彼がデザインしたレコードを敬愛し蒐集してきた村上さんが、所有する盤すべてをオールカラーで紹介。
⼿にとって⾒ているだけで素敵な⾳楽が聞こえてくる、極上のジャズ・エッセイ。
「デヴィッド・ストーン・マーティン(DSM)のデザインしたレコード・ジャケットを手にとって眺めているだけで、なんだか人生で少しばかり得をしたような気がしてくるのだ。(…)本書はあくまで、DSMのデザインしたジャケットをひとつの柱として、僕がジャズへの想いを自由に語る本、という風に考えていただけると嬉しい」(まえがきより)
デヴィッド・ストーン・マーティンという人は知らなかったのですが、ネットで検索してそのジャケットを見てみると知ってるものがいくつもありました。ううむ、カッコいい!耳が悪くなる前はけっこうジャズも聞いていたなぁ。
これは彼がデザインしたレコードと収録されたジャズナンバーの話。村上さんの音楽エッセイは楽しいのでこれも買い!です。
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!