また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!村上春樹 「古くて素敵なクラシック・レコードたち」発売。文庫化「本当の翻訳の話をしよう 増補版」も出ます!(2021.6/4週)

 今週は村上春樹⒉題。「古くて素敵なクラシック・レコードたち」(6/24)出ます。う〜ん、ジャズは好きなので村上ジャズエッセイは読むのだけど、クラシックはそうでもないからなぁ。でも春樹ファンとしては買うのか、どうなのか?アマゾンの紹介文はシンプル!

こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。

 レコードっていうのが肝ですね。文藝春秋のHPを見ると帯付きの写真が。帯に少し情報があります。全部で486枚!ジャケットはオールカラーでの紹介です。

 

f:id:okuu:20210621110454j:plain

 

 

 もう1冊は文庫化。「本当の翻訳の話をしよう 増補版」(6/24)、新潮文庫から出ます。村上春樹と柴田元幸の翻訳に関する対談集。単行本の内容は雑誌「MONKEY」に掲載されたもの。対談、すごくおもしろかったので買ったと思ったら買ってなかった。文庫で増補版などと言うと大体僕は怒るのですが、買ってないのでこの増補はちょっと嬉しい(勝手なヤツ!)。では、アマゾンの内容紹介を。

「村上さん、なんでそんなに翻訳が好きなんですか」「暇があるとつい翻訳しちゃうんだよね」そんな二人が語り尽くした対話全14本!


〝翻訳は塩せんべいで、小説はチョコレート。交互に食べて、あとは猫がいれば、いくらでも時間が過ぎちゃう〟という「翻訳家」村上春樹が、盟友・柴田元幸とともに語り合った対話全14本。海外文学から多くのものを受けとってきた二人が、翻訳という仕事の喜びと苦労を語りつつ、意外とも思える饒舌さで「作家」村上春樹の創作の秘密が明かされる、必読の対話集。7本の対話を追加した増補決定版。

  全14本のうちなんと半分の7本が追加分。単行本買った人、怒るなぁ。すみません、すみません、僕、文庫買います。

 

◯村上春樹の他の本の書評や情報はこちら!

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらを!

 

2021.6.28 さて、沖縄を除いて緊急事態宣言は解除されましたが。これからまた登り調子なのかな???読書は宇佐見りん「かか」。