さて、出る本。鈴木のりたけ「テントーむし」(6/19)出ます。「大ピンチずかん1〜2」でのりに乗っている鈴木さんがキャンプに注目したのがおもしろい。ソロキャンプなどいろいろ盛り上がってますからね。アマゾンの紹介文を!
テント張り、まきわり、火おこし、焚き火に料理。
はじめてのキャンプは、わくわくがいっぱい!
家族と行く海辺のキャンプ、友だち10人で行く森のキャンプ。
それぞれのキャンプを通じて、自然の中で思い思いに時間を過ごす子どもたちが、生き生きと描かれます。
はじめての火おこしに手こずったり、巨大なあぶり肉に挑戦したり、焚き火の前で夜中までおしゃべりしたり。
いつもとはちがう、特別なキャンプの時間がたっぷり味わえる絵本です。
2024年6月刊
ブレイディみかこ「転がる珠玉のように」(6/19)も出ます。アマゾンの紹介文を見ると内容的にはあの名作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー1〜2」の後の話のようです。出版社は違うけど。こういうのあまりいろんな出版社から出さずに新潮社なら新潮社って決めた方がいいんじゃないか、と僕は思うんですけどね。ただやっぱりこの人のエッセイはとても気になるのだけど。
「母ちゃんは、物事がうまくいってないときに俄然生き生きしてくるね」
福岡の80代父(職人肌)とイギリス人息子(思春期)の謎の意気投合、トラック運転手の夫と福岡の母が同時に重病に――
予想外の事件が舞い込む珠玉な日常を、ガッツと笑いで楽しむ英国在住作家のド根性エッセイ。
もう1冊、文庫化です。綿矢りさ「オーラの発表会」(6/20)、集英社文庫から出ます。これ既読ですが、おもしろかった。海松子(みるこ)という主人公の女性がとてもユニーク。なかなか奥が深い物語です。僕の書評をぜひ!
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