また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!亡くなった坪内祐三さんの「日記から」出ます!気になる!ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」」が文庫に(2024.6/5週)

 

 さて、出る本。坪内祐三『日記から 50人、50の「その時」 』(6/25)出ます。亡くなった坪内さんの毎日新聞連載が本になりました。彼のことは「本の雑誌」の連載ぐらいしか知らないからあまり言えないけれど、これはいかにも彼らしい本だなぁ。読みますよ、うむ。アマゾンの紹介文を!

2005年の4月から2006年の4月まで、毎日新聞に掲載された伝説の連載の単行本化! 文学者や政治家などの日記からある一日を引用し、当時の社会状況や時代など「大きな歴史」では描かれることのない真実を解き明かす。

毎回の文章は、原稿用紙三枚、たった一二〇〇字程度。しかし、その中に驚くほどの教養が詰め込まれている。これぞ坪内祐三、これが坪内祐三だと感動を覚える評論エッセイ。

「連載を終えて」より


この連載を始めるに当たって、私は、いくつかのしばり、すなわちルールを作った。
一回一回の分量は短いから、そういうしばりを作ることによって、それぞれの回を連環的につなげていこうと考えた。
それから私は、自分になんらかのしばりを課することが好きなのだ。特に連載の場合、そうしないと厭きてしまうのだ。
「50人、50の『その時』」というタイトルがそのしばりだった。

 
 アマゾンの紹介文には目次もあって、誰のどんな日の日記なのかが分かる。夏目漱石、植草甚一、古川ロッパ、永井荷風、樋口一葉などなどなど、ううむ、楽しみだ。
 

 

 ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」(6/26)文庫になります。この1と2、未読の人はぜひ読んで欲しいなぁ。文庫になったんだからさ。詳しくは僕の書評をどうぞ!

 

 

 さて、出た雑誌を2つ。「&Premium」8月号特集「日本の美しい町を旅する。」「&Premium」はなかなかいいよね。写真もきれいだし文章もちゃんとしてる。特集のセンスもいい。で、今回は旅の特集。アマゾンの紹介文を。

 

TO A BEAUTIFUL TOWN
日本の美しい町を旅する

The Guide to Beautiful Towns
旅したくなる、カルチャーの息づく町へ。
01札幌 02山形 03富山 04高松 05松江 06奄美

My Favorite Places
何度も訪ねたくなる、あの町。
中村好文 林 綾野 友近 美村里江 日向山葵 堀 道広 北村恵子 菊池亜希子 アーサー・ビナード 甲斐みのり 作原文子

&Kyoto Special
台湾男子が歩いた、“ふだんの京都”。

Strolling Around The Spa
新しい風と懐かしさが共存する温泉街へ。
長門・山口県

To Quiet Lakeside
三方五湖畔で心地よい静寂に包まれる。
美浜・福井県

Finding a New Scenery
都市と自然が交わる、新しい景色を探しに。
広島・広島県

To Feel the Nature
美肌の地、出雲で癒やしの旅へ。
出雲・島根県

Looking for Local Specialities
あの人が教えてくれた、旅先で見つけた素敵なもの。

 

 もう1冊、最近ヒット特集が多い「BRUTUS」7月1日号特集「小さなアートと暮らしたい。」。ううむ、いいじゃないですか、いいじゃないですか、暮らしの中にアートがあるのいいですよ。僕も少しだけある。アマゾンの紹介文を。

 

特集
小さなアートと暮らしたい。

部屋にひとつアートを飾ってみるだけで、不思議と毎日は変わるもの。
力強い絵に日々のエネルギーをもらうファッションデザイナー。
飾る場所を変えることで、モノを見る目をリフレッシュする写真家。
さまざまな理由で、アートを暮らしに取り入れて過ごす人たちがいます。
今回の特集で取材をしたコレクターの方々も、最初の一歩は小さな作品を買うことから始まったと語ってくれました。
知れば知るほど、身近な存在に。まずは小さなものからはじめませんか? 
アートを買う際の基礎知識、飾り方あれこれ、
今こそ買うべきアートまでガイドします。

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちら!

 

 

【書評ランキングに参加中】押していただけるとうれしいです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ