さて、出た本。トーベン・クールマン「アメリア 空飛ぶの野ネズミの世界一周」出ました。「リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険」という絵本でデビューしたトーベン・クールマン。ずっとネズミを主人公にした絵本を描き続けています。さて、今回はどんな話?まずはアマゾンの紹介文を!!
ネズミは再び空を目指す―
女性パイロットが大西洋横断に挑戦!
野菜畑の下で暮らす野ネズミの女性発明家は、
偶然ある切手を目にしたことから、外の世界に関心をいだく。
やがて、かつて飛行機で太西洋横断をはたしたパイロットネズミと出会い、
飛行機による世界一周の冒険を計画する。
必要な材料を集め、野ネズミ自ら飛行機をつくり、飛立つが......。
この紹介文にはないのですが、タイトルの「アメリア」は女性として初の大西洋単独横断飛行に成功したアメリア・イヤハートのこと。トーベン・クールマンは「リンドバーグ」や「アームストロング」など歴史上の人物とネズミの主人公をリンクしたタイトルをずっとつけているんです。
とにかく、この人、絵がむちゃくちゃうまいし、ネズミのキャラも立っている。物語の構成もすごいので、いつも新作が楽しみです。未読の人もぜひ一度手にとってみてください。
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