すみません。毎年発表してるのですがいろいろバタバタですご〜く遅れました。「本の雑誌」の上半期ベスト10!早速1位から!
第1位 佐藤正午「熟柿」
第2位 栗田シメイ「ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス」
第3位 王谷晶「父の回数 」
第4位 門井慶喜「札幌誕生」
第5位 石田夏穂「ミスター・チームリーダー」
第6位 高橋大輔「日本の人魚伝説」
第7位 R・F・クァン「バベル」上下
第8位 鈴木光司「ユビキタス」
第9位 白石正明」「ケアと編集」
第10位 小野寺史宣「タッグ」
じゃじゃじゃ〜ん!1位が佐藤正午の「熟柿」。ヤッタァ!これはまったく異議なし。僕のベストと「本の雑誌」のベストが上半期といえど同じなのは珍しい。というか初めてじゃないか。いいよぉ〜「熟柿」。「年に一冊というより何年かに一冊、そのレベルの小説です」と書かれてます。僕の書評もリンクしておきますね。未読の人はぜひぜひ!
全体を見るとノンフィクションが3冊入ってます。2位が栗田シメイ「ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス」、人気のブランドなのにここだけは他の3割くらいの値段でしか売れない。それは一部の理事たちの独裁管理とそこで強制された謎のルール。マンション自治を取り戻すために立ち上がった住民たちの戦いを描いた渾身ルポです。いやいやこれはおもしろそう。読みたいなぁ。ううむ。6位の高橋大輔「日本の人魚伝説」は、日本に伝わる人魚の話の正体に迫る1冊、9位の白石正明「ケアと編集」はアマゾンで目次を見てもなんだかよく分からないんだけど、なんだかとても役に立ちそう。
他は小説。3位は王谷晶「父の回数」、王谷さんといえば「ババヤガの夜」でタガー賞とったあの人ではないですか!!「父の回数」は全5編の短編集。なんだか分かんないタイトルに惹かれます。4位は歴史小説やミステリーで有名な門井慶喜「札幌誕生」、札幌が道都になる過程で足跡を残した5人の人物の物語。
5位の石田夏穂「ミスター・チームリーダー」はサラリーマン・ボディビルダーの話、10位の小野寺史宜「タッグ」は元プロレスラーの話でこの2冊もなかなかな感じ。
唯一の海外小説が7位のR・F・クァン「バベル オックスフォード翻訳家革命秘史」。ノンフィクションかと思ったら今年のSFの話題作。改変歴史もので学園魔法もので青春もの?8位鈴木光司「ユビキタス」は「リング」三部作の著者の16年ぶりの新作。しっかり怖いらしい。
ちょっと駆け足ですがこんな感じかな。で、「本の雑誌」のベスト、基準が二転三転していたのですが今回から「芥川・直木賞の受賞作家もベスト入りOK」に。とにかく「一番面白い本がベスト1になる」ということです。うむ。
◯詳細は「本の雑誌」2025年8月号を!
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