また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【映像化】小川糸「ライオンのおやつ」、NHKBSプレミアムでドラマ化。明日27日からスタート!全8回

【映像化】この夏公開の気になる映画化、アニメ化!村上春樹「ドライブ・マイ・カー」佐藤正午「鳩の撃退法」上橋菜穂子「鹿の王」!

【映像化】映画「罪の声」、上映スタート!原作は塩田武士の同名小説。広告ではグリコ・森永事件って言えないらしい

【映像化】大人気「鬼滅の刃」アニメ版、フジテレビ地上波で明日10日から放送!!

 
  今年5月に「少年ジャンプ」の連載が終了した「鬼滅の刃」、コミックの方は現在22巻まで出ていて、23巻が12月に出てこれが最終巻になるようです。で、アニメ、今ではいろんなところで見られるみたいですが、そういうのもめんどくさいし、という(僕みたいな)人にぴったりなのがフジテレビでの地上波放送。明日から始まります!
 
 といってもこれがなんだかちょっと分からないスタイル。フジテレビのHPから放送日程を引用してみました。
 

【映像化】西川美和監督の新作は「すばらしき世界」。原作は佐木隆三「身分帳」、主演は役所広司。2021年春公開予定です

 
 「ゆれる」「ディア・ドクター」「永い言い訳」などの西川美和監督の新作製作が発表になりました。西川監督、ずっとオリジナル脚本だったのですが今回は佐木隆三の伊藤整文学賞受賞作「身分帳」が原作、映画のタイトルは「すばらしき世界」です。佐木隆三といえば映画にもなった「復讐するは我にあり」など犯罪をテーマにした小説やノンフィクションが有名ですが、この「身分帳」もそういう小説のようです。原作は講談社文庫から新カバーで7月15日復刊予定です。アマゾンの紹介文はこちら。

映画監督西川美和が惚れ込んで映画化権を取得した、『復讐するは我にあり』で知られる佐木隆三渾身の人間ドラマ!
映画『すばらしき世界』(2021年春公開予定)原案。
復刊にあたって、西川美和監督が書き下ろした解説を収録。

極寒の刑務所から出てきた男、山川一。軽微なものから殺人罪まで、決して少なくない前科を重ねた山川が、ついに満期で出所したのだ。
背中には派手な彫り物もある、だがその世界からはもう足を洗った。しかし戸籍もなく、母を知らず、こうして出所したのに会う手掛かりもない。そんな時、ある元テレビディレクターの目に山川の奇異な姿が留まる。「一緒にお母さんを探しませんか」--気が短く不器用極まりない男だが、どこか愛嬌があり、何よりこの社会でやり直したいと真面目に職探しを始める山川。しかしそんな男を黙って受け入れてくれるほど、社会は優しくないのだった・・・

刑務所から出て歩き始めた自由な世界は、地獄か、あるいは。
魂に迫る筆致で描く佐木隆三の名作が復刊。伊藤整賞受賞作。

 

続きを読む

【映像化】野木亜紀子脚本、小栗旬×星野源、映画「罪の声」追加キャスト他いろいろ発表!今秋公開予定です

Amazonで探す

楽天ブックスで探す

 

 1年以上前に映画化発表の記事を載せましたが、コロナ禍もあってかその後あまり情報がなかった映画「罪の声」。やっと動き出しました。塩田武士の同名原作は第7回山田風太郎賞受賞、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10国内部門第1位に輝いた傑作。昭和最大の未解決事件と言われる「グリコ・森永事件」を題材にした物語です。

 

 主演は小栗旬と星野源の2人。事件の真相を追う記者が小栗旬で父親の遺品から事件に興味を抱いたテーラーを営む男が星野源です。さらに今回、市川実日子、梶芽衣子、阿部純子、宇崎竜童、松重豊、古館寛治、火野正平など新キャストが発表になりました。

 

続きを読む

【映像化】明日から全3回放送!NHK土曜ドラマ「路(ルウ)-台湾エクスプレス」。主演は波瑠、原作は吉田修一の同名小説          

f:id:okuu:20200514104744j:plain

©︎NHK

 

 ドラマが再放送ばかりで悲しい日々ですが、明日からNHKの土曜ドラマ枠で新ドラマが始まります。「路(ルウ)-台湾エクスプレス」全3回。吉田修一の「路」が原作です。ううむ、これは残念ながら読んでない。さて、どんな話なのか?ドラマのHPからあらすじを引用してみます。

 

1999年の仕事納めの日、東京の商社・大井物産社内が大歓声に湧いた。台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を日本の新幹線が大逆転で獲得したのだ。入社4年目の商社社員・多田春香(波瑠)はプロジェクトの一員として台湾に出向することが決まる。春香には大学時代、初めて台湾を訪れた夏の切ない思い出があった。エリック(アーロン)という名の台湾人青年と偶然出会い、たった一日だけ台北を案内してもらったが、その後連絡が取れなくなってしまったのだ。何とかエリックを探し出そうとしたが叶わなかった春香は、彼への思いを封印する。

あれから6年―。

二度と台湾へ行かないと心に決めていた春香だったが、台湾新幹線建設チームの一員として、再びその地を踏むことになる。

 

続きを読む