ブラチスラバ世界絵本原画展という国際的な絵本原画コンクールの出展作品に選ばれた10点のうちの1つ。表紙を見てこれはちょっと読んでみたいと思い手に取った。プロフィールを見ると、作者の桃山さんは「昆虫画家」らしい。昆虫画家!おぉぉ!「わたしはイモムシ」という画集も出しているようなのでこれもぜひ見てみたい。
【絵本】ブラチスラバ世界絵本原画展、日本からの出展作家と作品10点が決定!いろいろ気になるなぁ。10月に発表予定!!
2年に1度、スロバキアの首都ブラチスラバで開催される国際的な絵本原画コンクール、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB=Biennale of Illustrations in Bratislava)、1国から参加できる作家が10人(前回までは15人)と決まってるので毎回、国内で選考会を行って代表を決めています。今回の代表作家は以下の10人に決定しました。
【絵本/感想】ヨシタケシンスケ 「ぼくはいったいどこにいるんだ」ー地図ってなんだろう?あの地図、この地図、分かる地図、分からない地図。これ意外と哲学的なのである
ふむふむふむ、これはアレだぞ。哲学的だぞ。ブロンズ新社のこの表紙のヨシタケシリーズは最初の「りんごかもしれない」からけっこう哲学的ではある。で、今回のテーマは地図。地図といっても場所を示す地図だけじゃない。最初はお母さんが描いてくれたおつかいの地図がよく分からないという話から始まるのだけど、そこから小さい地図の話、大きな地図の話、さらにはこの世界は自分の内側と外側でできていて、そこにも地図がある、という話。内側の地図というのは身体図や時計など機械の内部の図のことだ。