「週刊文春」に「R-40 本屋さん大賞」というのがあることは知らなかった。今年で4回目らしい。「全国の書店員の方々に、2010年7月1日から2011年6月30日までに刊行された書籍の中から」「中高年向けの歯ごたえのある良書」を推薦してもらった、その結果だそうだ。なるほど、中高年向けね。新しい号も出たので、ここにまとめておきます。
あ~~~、この下の書影を貼付ける作業がめんどくさかったぁ。五部門もあるし。というわけで、書名はあらためてここには書きません。左から順に1~5位、6冊あるのは5位が2冊ってことです。びっくりしたのは伊集院静が小説でもノンフィクションでも1位になってること。おすすめコメントを読んでこれはと思ったのは(「本の雑誌上半期同様)「ジェノサイド」、かなり話題の「困ってるひと」、そして「アライバル」でした。絵本・児童文学部門があるのはなかなかえらいな。
●小説
いねむり先生 伊集院 静 |
ジェノサイド 高野 和明 |
県庁おもてなし課 有川 浩 |
錨を上げよ(上) 百田 尚樹 |
ふがいない僕は空を見た 窪 美澄 |
●ノンフィクション エッセイ
大人の流儀 伊集院 静 |
日本中枢の崩壊 古賀 茂明 |
心を整える。 長谷部誠 |
困ってるひと 大野 更紗 |
A3 森 達也 |
空白の五マイル 角幡 唯介 |
●文庫
八日目の蝉 角田 光代 |
海炭市叙景 佐藤 泰志 |
阪急電車 有川 浩 |
プリンセス・トヨトミ 万城目 学 |
図書館戦争 有川 浩 徒花 スクモ |
神様のカルテ 夏川 草介 |
●新書
日本人の誇り 藤原 正彦 |
原発のウソ 小出 裕章 |
老いの才覚 曽野 綾子 |
働かないアリに意義がある 長谷川 英祐 |
やめないよ 三浦知良 |
●絵本・児童文学
新幹線のたび コマヤス カン |
バムとケロのもりのこや 島田 ゆか |
アライバル ショーン・タン 小林 美幸 |
ある小さなスズメの記録 クレア・キップス 梨木 香歩 |
ふしぎの図鑑 白數 哲久 |
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