また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2019.2/2週)

 出る本。あぁ、びっくりした。っていうか、これ、文庫化されてなかったのかぁ。木皿泉「Q10(キュート)」1と2(2/6)文庫で出ます。元本は「Q10シナリオBOOK」というタイトルで2011年1月に発売されたもの。8年後の文庫化です。ドラマの放送は2010年の秋、ドラマ見てない人もいるのかなぁ。とりあえず河出のHPから紹介文を引用しますね。

 

平凡な高校3年生・深井平太は、ある日、女の子のロボット・Q10と出会う。彼女がロボットであることを秘密にしたまま二人の学校生活が始まる。人間とロボットとの恋は叶うのか? 傑作ドラマ、文庫化!

 

Q10が現れた理由など全ての秘密を聞かされ、言われるままQ10のリセットボタンを押してしまった平太。連れ去られたQ10にもう一度会いたいという願いは届くのか――80年後を描いたオマケも収録!

 

 上が1の紹介文、下が2の紹介です。このドラマすごくおもしろくて、さすが「すいか」の木皿さんだ、と思いながら見てました。平太は佐藤健、キュート(花恋)は前田敦子。前田敦子、上手かったなぁ。調べてみたらクラスメイトとして蓮佛美沙子や賀来賢人、柄本時生、高畑充希も出てたんだ。もう一度ドラマも見たくなったぞ。で、2の紹介に「80年後を描いたオマケも収録!」って書いてある!!!元本持ってるけど、どうするかなぁ。ここだけ立ち読みするかなぁ。うううううううむ。

 

◯元本「Q10シナリオBOOK」、僕の感想も読んでみてください

 ◯huluにはあるぞ。これ日本語字幕付くのかなぁ。誰か教えて!

◯「Q10 DVDボックス」もありました

 

  出る本、もう1冊も文庫化。吉田修一「橋を渡る」(2/8)、文庫になります。これも読んだけれど見事な構成。そして、そのテーマ!吉田作品では賛否が分かれる小説ですが、僕はかなり好きです。

 

◯僕の書評はこちらで

 

DATA ◆木皿泉「Q10-1」「Q10-2」(河出文庫)各864円(税込)

     吉田修一「橋を渡る」(文春文庫)918円(税込)

 

2019.2.3  2月になっちゃった。宣伝会議賞の後遺症もまだまだあるけど、まぁそんなことばかり言ってはいられない。読書はピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」。

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