さて出る本。木皿泉「カゲロボ」(3/22)出ます。「昨夜のカレー、明日のパン」「さざなみのよる 」に続く3冊目の小説。脚本はもちろんだけど木皿泉は小説もいい。「さざなみのよる 」は僕の昨年のマイベストです。「カゲロボ」の内容をAmazonから引用してみますね。
今日も、誰かがささやく。「あいつがカゲロボらしいよ――」。いつも、誰かに見られている……。最初は他愛のない都市伝説の筈だった。しかし、イジメに遭う中学生、周囲から認知症を疑われる老人、ホスピスに入った患者、殺人を犯そうとする中年女性など、人生の危機に面した彼らの前に、突然現れた「それ」が語ったことは。いま最注目の作家が描いた、救いをめぐる傑作。
ううむ、これはもう間違いなく木皿泉ワールド!期待度大!買います。おぉ、表紙がかわいいっ!!
◯木皿泉、他の2つの小説もぜひぜひ!
もう1冊、北村薫「中野のお父さんは謎を解くか」(3/22)も出ます。これは「中野のお父さん」シリーズの第2弾。前作はちょっと軽めの謎解きが多く、それなりに楽しめたのだけど物足りない感じもありました。主人公は女性の編集者。彼女の会社で起こった事件などを実家の父親が謎解きするというスタイル。さてさて、今回は?
◯シリーズ前作「中野のお父さん」の感想はこちら
DATA◆木皿泉「カゲロボ」(新潮社)1512円(税込)
北村薫「中野のお父さんは謎を解くか」(文藝春秋)1674円
2019.3.17 買いたい本が多くてなんだか大変だなぁ。読書はピーター・スワンソン「そしてミランダを殺す」。
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