ちょっと掲載が遅くなりましたが、手塚治虫文化賞、発表になりました。大賞は有間しのぶさんの「その女、ジルバ」。ううむ、これはまったく予想してなかったなぁ。完結した「海街diary」が取るのではないかと勝手に思っていました。
朝日新聞の記事によると「今年はものすごく水準が高い」と選考委員が口を揃えたそうですが、「その女、ジルバ」は
「女性の日常をベースに、日本の戦後七十余年を総括する壮大な物語」(桜庭)と、多くの支持を集めた。
ということです。桜庭というのは選考委員の小説家・桜庭一樹さん。一次の投票結果では「海街diary」が2位で僕が応援していた大傑作「ダルちゃん」は5位でした。「その女、ジルバ」、ううむ、ちょっと読んで見たいぞ。
新生賞は「あれよ星屑」の山田参助さん、短編賞は小山健さんの「生理ちゃん」、特別賞として「ゴルゴ13」などのさいとう・たかをさんが選ばれました。皆さん、パチパチパチ!
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