さて、出る本、原田マハ「20 CONTACTS 消えない星々との短い接触」(8/10)出ます。な、なんかタイトルがかっこいい!そうそう、原田さん、9月に始まる「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート」展を自ら企画し、総合ディレクターを務めるんですよ。これは、その展覧会に呼応したカタチの短編小説集。Amazonから内容紹介を引用してみます。
私はある日、私からの挑戦状を受け取った。
――20名の巨星との〈接触〉を開始すべし。
『楽園のカンヴァス』でルソーを、『ジヴェルニーの食卓』でモネを、『暗幕のゲルニカ』でピカソを、『たゆたえども沈まず』でゴッホを描いてきたアート小説の第一人者・原田マハが、キュレーターとして自身初となる展覧会を企画。
それに合わせ、以下20名の著名アーティストの真髄に迫る20作品を書き下ろしました。
猪熊弦一郎、ポール・セザンヌ、ルーシー・リー、黒澤明、アルベルト・ジャコメッティ、アンリ・マティス、川端康成、司馬江漢、シャルロット・ペリアン、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎、棟方志功、手塚治虫、オーブリー・ビアズリー、ヨーゼフ・ボイス、小津安二郎、東山魁夷、宮沢賢治、フィンセント・ファン・ゴッホ――。
アート、文学、映画、マンガ……
巨匠たちの創作の秘密を解き明かす、10年ぶりの書き下ろしアート短編集誕生!
ううむ、このアーティストのセレクト!読みたいなぁ。読むぞ、読むぞ!展覧会に関してはこちらを。9月1日から1週間、京都・清水寺で。うううむ、これも行きたい。
あとは出た雑誌2冊!まずは「新潮別冊 平成の名小説」。こういうのを抱えて夏の別荘に行ってハンモックなんかで少しずつ読む、っていうのがいいなぁ。別荘ないけど。旅行も行かないけど。シクシク。短編35編と随筆20編のアンソロジーです。執筆者、タイトルなどはこちらを見てください。
もう1冊は「文藝別冊 総特集 ヒグチユウコ-指先から広がる魔法」。2万字にも及ぶロングインタビューや石田ゆり子、伊藤潤二、吉田戦車との対談、描き下ろしカラー作品など充実した内容。ヒグチユウコワールド好きだなぁ。これもぜひ!
2019.8.5 なんだよぉ、今週は暑さが弱まるって言ってなかったっけ?おんなじじゃんか!読書は梨木香歩「椿宿の辺りに」。
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