昨年の第16回は瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」が受賞しましたが、さて今年は?ノミネート全10作が発表されたので紹介します。おぉ、既読本もあったぞ。
川上未映子さんの「夏物語」は読んでいます。しかも、去年のマイベスト1。だからこれがイチ推し!本屋大賞取ってもっと多くの人に読んでもらいたい大傑作です。あとは未読だけど存在は知っていたのが5冊。まったく分からないのが4冊。ううむ、なんだかなぁ。
◯「夏物語」、僕の書評です
それにしてもミステリー4冊は多くない?「本の雑誌」のベストテンで「別格」扱いになった横山秀夫さんの「ノースライト」、昔話をミステリーにしちゃった青柳碧人さんの「むかしむかしあるところに、死体がありました。」、3年連続ノミネートの知念実希人さん「ムゲンのi」。そして、2019ミステリー3冠に輝いた相沢沙呼さんの「medium 霊媒探偵城塚翡翠」。4冊ノミネートはびっくりです。
で、アマゾンの内容紹介を読んでみたりしたのですが、砥上裕將さんの「線は、僕を描く」が気になるなぁ。王様のブランチのBOOK大賞受賞作なんですが、この賞と本屋大賞ってこの4年で3回ダブってるんですよ。作者の砥上さんは水墨画家でこの小説も水墨画をテーマにしたもの。ううむ、気になる!これ、本命かもしれないなぁ。あ、コミックにもなってるんですね。
◯「線は、僕を描く」コミック版 水墨画の監修は砥上さんです
早見和真さんの「店長がバカすぎて」は書店モノで、その本屋が僕の地元吉祥寺なのでこれも応援。川越宗一さん「熱源」は、そうです、そうです直木賞受賞作。小川糸さんの「ライオンのおやつ」はあの新井賞受賞作。凪良ゆうさん「流浪の月」は紹介を読んでも今ひとつ内容が分からなかったのだけど気になる物語です。
大賞の発表は4月7日。同時に発掘部門、翻訳小説部門の発表もあります。さてさて、あなたは読んだ本がありましたか?どの本が本命だと思いますか?
◯本屋大賞のホームページはこちら!
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