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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」、「SWITCH」最新号は操上和美特集!小林エリカの絵本も気になる(2021.8/4週)

 

 出た本。新書です。近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」、文春新書から出ました。僕的には近田春夫が筒美京平を語るというだけでドキドキ!しかも、実弟へのインタビューで私生活に迫ったり、筒美さんとコンビを一番組んだ作詞家・橋本淳さんや歌手・平山三紀さんへのインタビューなど盛りだくさんの内容。これは読まなくちゃ!!

 

 

 出た雑誌、「SWITCH」最新号は特集 操上和美「時のコンタクト」。 操上さんの写真はカッコいいんだよねぇ。表紙のキムタクもカッコいい。僕はちょっとカッコよすぎるって思ってた時期もあったけど。そうか、85歳か。これはちょっと読んでおきたいな。アマゾンの紹介文を!

 「南の果ては出会い」「北の果ては別れ」荒木経惟は操上和美の凜とした世界を美しいと讃えた。

広告写真からドキュメントまで写真界を縦横無尽に渡ってきた操上和美、現在85歳。
操上和美にSWITCHが最初のアサインメントを提案したのは1988年のこと。
ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの撮りおろしの依頼だった。
全世界に先駆けての独占取材、SWITCHは彼に操上和美による撮影を提案した。
テーマは「ジャズ」。即興で奏でるモノクロのポートレイトが風景とともに織りなされるドキュメント。
キース・リチャーズ等身大の姿をそのまま描くことだった——

操上和美とSWITCHの物語は2021年の現在まで持続している。
最新の木村拓哉撮りおろし写真も含めて写真家の髄を特集する

 

 さて、出る本。先日紹介した谷川俊太郎が命名した死をめぐる絵本「闇は光の母」シリーズの第一弾、小林エリカ「わたしは しなない  おんなのこ」(8/25)出ます。

 

 

 下のアマゾンの紹介文で気になるのはアンネ・フランクの言葉からの着想ということ。小説家で漫画家の小林さんは翻訳を担当した「アンネのこと、すべて」、アンネの生涯をたどる旅から生まれた「親愛なるキティーたちへ」などの著書がある。どんな絵本になったのか、ぜひ手に取ってみたい1冊です。

 

谷川俊太郎命名「闇は光の母」シリーズ開幕

女の子は死にたくないと、それを歌にしました。
ねずみ、猫、ノミ、ウナギ…みんなが歌い継ぎ、
歌は生き続けました。
アンネ・フランクの言葉に着想を得た著者初の絵本作品。

 

 ◯シリーズの紹介はこちらを!


◯これまでの「出る本、出た本」はこちら!

 

2021.8.23 ううむ、パラリンピックやるんですね?関係者で感染してる人も多いけど。読書は燃え殻「これはただの夏」!!!