おぉ、パチパチパチ!しおたにまみこさんの「たまごのはなし」、タイトルはよく見かけていたのですが未読です。しおたにさん初めての絵童話。ブロンズ新社の紹介文を!
本書は、デビュー作で「第11回MOE絵本屋さん大賞新人賞第2位」を受賞し注目をあつめる絵本作家、しおたにまみこさん初の絵童話です。
主人公は、ある日突然めざめた「たまご」。初めて動いたり、考えたりするなかで、自分の言葉で話すことを獲得していきます。ちょっとクセの強いたまごが繰り広げる物語は、シュールでユーモアたっぷり。たまごが何気なく発する一言や疑問が、読み手の思考を刺激してくれます。子どもはもちろん、大人も楽しめる作品です。
木炭鉛筆で繊細に描かれた絵にもぜひご注目ください。
ううむ、シュールな感じがいいなぁ。木炭鉛筆の絵も気になります。さて、ブラチスラバ世界絵本原画展、よく名前を聞きますがスロバキアの首都ブラチスラバで2年に1度開かれる世界最大規模の絵本原画コンクールです。1国から参加できる作家は15人までで日本国際児童図書評議会が国内選考会を行って作品を選んでいるそうです。「たまごのはなし」、気になるのでぜひ読んでみようと思います。
◯しおたにさんの受賞メッセージです
◯受賞発表サイトはこちら!
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