また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!「町田尚子画集 隙あらば猫」はどうだ!燃え殻のエッセイ「すべて忘れてしまうから」文庫化!!(2022.8/2週)

 

 出る本、「ネコヅメのよる」「ねこはるすばん」などが大好評の絵本作家・町田尚子さんの「町田尚子画集 隙あらば猫」(8/10)出ます。町田さんのねこ絵本大好きなんだよなぁ。アマゾンの紹介文を!

 

最新作 描き下ろしミニ絵本(8ページ)収録
人気絵本作家・町田尚子、待望の画集刊行!

町田尚子は、いま注目の人気絵本作家です。緻密な描写、大胆な構図をもつ作品で、絵本の中に奥行きのある世界を描き上げてきました。京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』をはじめ、話題の作品を次々と発表し、高い評価を受けています。

そんな町田の座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語など、一見、猫とは関係のない様々な物語の中でも、よく見ると、脇役として猫を登場させています。近年では、猫が登場する絵本を多数描き、その繊細な筆づかいで見る人を驚かせてきました。絵本の中に描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす彼女の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。

本書では、デビュー作から最新作までの絵本の絵、装画、オリジナルの絵の仕事を収録します!

◉ 最新著者インタビュー収録
◉ ブックデザイン 大島依提亜

 

 おぉ、描き下ろしのミニ絵本付き!インタビューもあるし、これはぜひ見なくちゃ!それにしても、座右の銘が「隙あらば猫」っていいなぁ。

 

 

 出た本、文庫化です。燃え殻のエッセイ集「すべて忘れてしまうから」、出ました。初めての小説だった「ボクたちはみんな大人になれなかった」に続く、初エッセイ集。小説もよかったけどエッセイもなかなか。なんだかテイストが似ている。書評で僕はこんなことを書いています。

 

 ここで書かれている様々な思い出や出来事はあくまで個人的なものだ。些細である意味どーでもいいような事なのかもしれないが、その一つ一つが、その一部が、あるいはその全体が、僕らの琴線に触れ、不思議な化学反応を起こす。せつなく、悲しく、寂しい思い出の数々。

 

う〜ん、いいんだよなぁこのエッセイ。全文はこちらから!

 

2022.8.8 数日涼しい日が続いた東京。今日からまた35度超の日々が続くらしい。やれやれ。読書は金原ひとみ「パリの砂漠、東京の蜃気楼」

 

 

 

 

【書評ランキングに参加中】押していただけるとうれしいです。