出る本、コミックです。大島弓子「キャットニップ4」(11/9)、出ます。コミックは1巻目は紹介しても普通それ以降は紹介しないのですが大島さんのこれは書きたくなっちゃう。「グーグーだって猫である」から続く大島さんの猫エッセイコミック。とにかくいろんなことが起こって大変だし、今は飼ってる猫は何匹になっているのか?などなどなど興味は尽きない。なにより大島さんの猫愛とその語り口が好きなんだよなぁ。読む!!
文庫化を2つ。絲山秋子さんの「夢も見ずに眠った。」(11/8)河出文庫から出ます。これいいですよぉ。絲山さんはなんというのか表現の高みにたどり着きつつあるような気がする。結婚もしていた男女の物語なのだけど、2人が会うのはいつも旅の途上。岡山、大津、盛岡、遠野、月島、江差、青梅、松江など、絲山さんならではの土地への考察が人への想いにつながっていくのがなんだかとてもいい。僕の書評もぜひ!
話題を呼んだ村上春樹のエッセイ「猫を棄てる 父親について語るとき」(11/8)は文春文庫から。タイトルからどう父親の話につながるのかと思ったらなるほど!春樹ファンではない人も楽しめる1冊だと思います。ぜひ!
◯これまでの出る本、出た本はこちら!
2022.11.7 今週来週と片目ずつ白内障の手術。いろいろ養生しなくてはならないのでこのブログも更新少なめです。よろしく!読書は金原ひとみ「デクリネゾン」。
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