明治・大正のアナキスト伊藤野枝を描いて吉川英治文学賞を受賞した村山由佳さんの意欲作「風よ あらしよ」がNHKBSプレミアムでドラマ化されます。放送は明日夜10時から49分×3週連続です。主演の伊藤野枝には吉高由里子。さらに永山瑛太、稲垣吾郎、松下奈緒、石橋蓮司他。どんな物語かは原作のアマゾンの紹介文を。
【第55回吉川英治文学賞受賞】
【本の雑誌が選ぶ2020年度ベスト10第1位】
どんな恋愛小説もかなわない不滅の同志愛の物語。いま、蘇る伊藤野枝と大杉栄。震えがとまらない。
姜尚中さん(東京大学名誉教授)
ページが熱を帯びている。火照った肌の匂いがする。二十八年の生涯を疾走した伊藤野枝の、圧倒的な存在感。百年前の女たちの息遣いを、耳元に感じた。
小島慶子さん(エッセイスト)
時を超えて、伊藤野枝たちの情熱が昨日今日のことのように胸に迫り、これはむしろ未来の女たちに必要な物語だと思った。
島本理生さん(作家)
明治・大正を駆け抜けた、アナキストで婦人解放運動家の伊藤野枝。生涯で三人の男と〈結婚〉、七人の子を産み、関東大震災後に憲兵隊の甘粕正彦らの手により虐殺される――。その短くも熱情にあふれた人生が、野枝自身、そして二番目の夫でダダイストの辻潤、三番目の夫でかけがえのない同志・大杉栄、野枝を『青鞜』に招き入れた平塚らいてう、四角関係の果てに大杉を刺した神近市子らの眼差しを通して、鮮やかによみがえる。著者渾身の大作。
原作読んでないのですが、ううむ、これは読みたいな。ドラマはもちろん見ます!!
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