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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!。宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」出ます!窪美澄は新作「ぼくは青くて透明で」と文庫化「ははのれんあい」!!(2024.1/4週)

 

 さて出る本。宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」(1/23)出ます。あの「成瀬は天下を取りにいく」の続編!?とにかくこの話は成瀬あかりというキャラが抜群におもしろい。今度は彼女、観光大使になるのかな?アマゾンの紹介文を!

 

成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 読み応え、ますますパワーアップの全5篇!

 

とにかくこれは読んでみなくちゃおもしろさが分かりにくいのでぜひ一読を!

 

「成瀬は天下を取りにいく」、僕の書評はこちら!!

 

 

 

 窪美澄が2冊!「ぼくは青くて透明で」出ました。タイトル、いいな。窪美澄ワールドはいつもその只中から発信されてるような物語なので心惹かれます。アマゾンの紹介文を!

高校一年の夏、ぼくは彼に恋をした。

「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。
ぼくが高校一年の夏に、美佐子さんの仕事の都合で引っ越しをすることになった。前の町で美佐子さんが勤めていた印刷会社が倒産したのだ。
幼いころは父さんと母さんがいたけれど、ぼくが六歳のときに母さんは家を出ていき、その後美佐子さんと結婚した父さんもどこかに行ってしまった。
勉強も好きじゃないし、運動も得意じゃない。いつか美佐子さんとも離れなくちゃいけない。
そんなとき、「ぼく」は、転校先の高校で忍と出会った……。出会ってしまった。

 そうか、これは男の子同士の恋愛か。もう一つは文庫化です。「ははのれんあい」(1/23)、角川文庫から出ます。こちらは家族の物語。あっ、文庫版には、その後を描いたスピンオフ短編がつくようです。

 

この子のためならなんだってできる―子を守る母と支える僕、家族の一代記

夫とは職場の友人を通じて知り合った。口数は少ないし、ぶっきらぼうだけど、優しい。結婚して智晴(ちはる)が生まれ、慎ましいながらも幸せな3人生活が始まった。しかし生活はなかなか立ち行かない。息子を預けて働きに出た由紀子は、久しぶりの仕事で足を引っ張りながらも何とか食らいつき、家庭と両立していく。そんな矢先に発覚した、双子の次男と三男の妊娠……家族が増えてより賑やかになる一方、由紀子の前に立ち塞がる義母の死、夫との不和、そして――。「家族は時々、形を変えることがあるの。だけど、家族はずっと家族なの」。どんな形をしていても「家族」としてどれも間違ってない、ということを伝えたかったと語る直木賞作家・窪美澄が放つ、渾身の家族小説。文庫版には家族のその後を描いたスピンオフ短編「ははのけっこん」も収録。解説・白石一文

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!

 

 

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