夏ドラ、これはもうフジ系「海のはじまり」一択かな。脚本・生方美久、監督・風間太樹、プロデューサー・村瀬健の「silent」チーム。とにかく生方美久への信頼が高い。スタッフが強力ならキャストもスゴい。主演は目黒連、子役の泉谷星奈。そして、有村架純、池松壮亮、大竹しのぶ、古川琴音、木戸大聖と続く。ううむ。親と子のつながりを通して描く愛の物語。楽しみ!明日から!!
続くのがNHK「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」とフジ系「新宿野戦病院」。「家族だから〜」は作家・岸田奈美が自身の家族について書いたエッセーが原作。いろいろ大変なんですよね、この一家は。で、主演があの「不適切にもほどがある!」の河合優実。河合優実だけで見る価値がある。坂井真紀、林遣都、錦戸亮他。全10回。「新宿野戦病院」は宮藤官九郎初の医療ドラマで小池栄子、仲野太賀のダブル主演。歌舞伎町というワケありの場所のワケありの患者たち、病院の名前が「聖まごころ病院」というのがいかにもでヤバい。
あとはTBS系の2本「笑うマトリョーシカ」と「ブラックペアン2」。前者は早見和真の同名小説が原作のヒューマン政治サスペンス。政治家と秘書の奇妙な関係に迫る女性記者が主役。これはオモシロいんじゃない?水川あさみ主役というのがいいなぁ。あ、もう始まっちゃったぞ。「ブラックペアン2」は2018年春ドラマのシーズン2。1は◎評価つけてるからおもしろかったんだな。ただし、二宮和也が演じる天才外科医は1とは別の人。ワキを固める竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎などは続投。あ、チェ・ジウも出る!!!ここまでで5本。
どうしようかと思ってるのがテレ朝「南くんが恋人!?」、これは30年前に放送された内田春菊(懐かしい)原作のドラマ「南くんの恋人」の男女逆転バージョン。20年前にもドラマになってる。普通なら見ないんだけど、最初の「南くんの恋人」の脚本を書いた岡田惠和がまた書いてるんだよなぁ。岡田惠和への信頼度も高い。飯沼愛、八木勇征他。どうしようかなぁ。あとは杉野遥亮主演の山岳医の話「マウンテンドクター」が気になってるけど。
というわけで確定は5本。大河混ぜると6本になるのでこの辺りでいいかなぁ。まぁ他にもいろいろあることはあるんですよ。言ったらキリがないし。まぁ、夏ドラは「海のはじまり」を見られればいい、と。で、今回みんな始まりが早いのは五輪のせいなのか?ヤメて欲しい。ドラマがない期間に見逃したあれやこれやを見るんだから。いや、ほんと。
◆DATA
◯月21フジ系「海のはじまり」7/1〜
◯火22NHK「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」7/9〜
◯水22フジ系「新宿野戦病院」7/3〜
◯金22TBS系「笑うマトリョーシカ」6/28〜
◯日21TBS系「ブラックペアン2」7/7〜
●月22フジ系「マウンテンドクター」7/8〜
●火21テレ朝「南くんが恋人!?」7/16〜