出た本。遠田潤子「銀花の蔵」出ました。遠田さんは「雪の鉄樹」と「オブリヴィオン」を読んでますが独自の世界を持った稀有な作家。新作はこんな内容!
大阪万博に沸く日本。絵描きの父と料理上手の母と暮らしていた銀花は、父親の実家に一家で移り住むことになる。そこは、座敷童が出るという言い伝えの残る由緒ある醬油蔵の家だった。家族を襲う数々の苦難と一族の秘められた過去に対峙しながら、少女は大人になっていく――。圧倒的筆力で描き出す、感動の大河小説。
銀花って主人公の名前なんだ。感動の大河小説?ううむ、気になる!
出る本。同じく遠田潤子「冬雷」(4/30)が文庫に。イオン系の未来屋書店の第1回小説大賞を受賞しています。これ、読みたかった。文庫化を機会に読んでみよう。
◯遠田潤子さん、他の作品の書評はこちらです