さて、出る本。村上春樹「街とその不確かな壁」(4/13)出ます。情報は今のところこれしかありません。アマゾンも新潮社も紹介文は同じ!
村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行!
その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド。
ほぼ同じタイトルで書かれた「文學界」の中編小説についてはこちらで書いています。また大騒ぎになるのかなぁ。ううむ。とにかく期待!!
(追記4.10 16時)著者メッセージも出ました!
あ、そういえば秋にこの小説の特別仕様上製本が出るみたいですよ。じゅーまんえん!買う人いるのか?いるよなぁ。詳しくはこちらで。
窪美澄 「夜空に浮かぶ欠けた月たち」(4/11)出ます。メンタルクリニックを舞台にした長編小説。アマゾンの紹介文を。
きれいな形でなくてもいい。 きっと誰かが照らしてくれる。
東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。庭に季節のハーブが植えられているここは、精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木(しいのき)メンタルクリニック」。キラキラした同級生に馴染めず学校に行けなくなってしまった女子大生、忘れっぽくて約束や締め切りを守れず苦しむサラリーマン、いつも重たい恋愛しかできない女性会社員、不妊治療を経て授かった娘をかわいいと思えない母親……。夫妻はさまざまな悩みを持つ患者にそっと寄り添い、支えていく。だが、夫妻にもある悲しい過去があって……。
これはまさに窪美澄ワールド!表紙もなんだかいいなぁ。そして、窪さんはもう1冊「私は女になりたい」(4/14)が講談社文庫で文庫化されます。これ単行本で買ったのだけど積ん読になってる。この唯川さんの解説、気になる!!
「素直な感動に満たされた。窪さんがこんな小説を書くなんて」ー唯川恵「解説」より
さて、もう1冊、出る雑誌!
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「本の雑誌」(4/13)最新号は目黒考二・北上次郎・藤代三郎追悼号。「本の雑誌」の創刊メンバーで実質的な編集長としてこの稀有な雑誌を支え続け、北上次郎名義の書評家としてたくさんの本を紹介し、藤代三郎名義で競馬の予想や本も出していた目黒さん。急なお別れは悲しすぎる!!かなりリキの入った追悼号のようです。詳しくは本の雑誌社のホームページを!買おう!
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