さて、出る本、文庫化です。伊集院静「ミチクサ先生（上）（下）」（7/14）、講談社文庫から出ます。夏目漱石の生涯を描いた伝記的小説。これは既読ですが、伊集院さんは有名無名に関わらず、人の生涯を俯瞰的に描くのが巧み。夏目漱石の人生を一度ちゃんと知りたい人にはうってつけの小説です。僕の書評、読んでみてください。
出た本、２冊。どちらも文庫化です。宇佐美まこと 「ボニン浄土」、小学館文庫から出ました。！これは小笠原を舞台にした物語。既読ですが、おもしろいですよぉ。ただストーリーを一言で話すのが難しい。過去と現在、いろんな人が入り混じっててなかなか核心が見えてきません。でも、いいんだなぁ。宇佐美まこと、好きです。とりあえず僕の書評を読んでみて、興味を持ったらぜひ！！
もう１冊は原田マハのアート小説「リボルバー」、幻冬舎文庫から出ました。これは「フィンセント・ファン・ゴッホを撃ち抜いた」とされる一丁の拳銃の物語。同時にゴッホとゴーギャンの物語でもあります。パリのオークション会社で働く日本人女性がそのリボルバーの真実を求めて旅に出る。その過程で出会う、様々な真実！アート好きにはおすすめの１冊です。これも僕の書評を！
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