というわけで、7月なのに暑い！8月は秋になれ！！さて、出る本、文庫化です。芥川賞受賞の宇佐見りん「推し、燃ゆ」（7/26）、河出文庫から出ます。独特な文体で描かれる主人公あかりの推し活はとにかくパワフル。彼女のその想いを巧みに描いていくその表現力がすごい。デビュー２作目！21歳の作品だもんなぁ。すごすぎる。未読の人はぜひぜひ！！！僕の書評も読んでみてください。
さて、なぜかまだ表紙があがっていませんが（7/30更新 やっとあがった！）、宮部みゆき「青瓜不動 三島屋変調百物語九之続」（7/28）、出ます。人気のシリーズも９巻目。単行本は中央公論新社とか文藝春秋とかいろんな出版社から出ていたのですが、ここ３回はKADOKAWAから出ています。で、宮部さん、「九十九話は書きたい」と言ってるのですが、８巻までで34話！ううむ、まだまだだなぁ。話自体もおもしろいしバックグラウンドになっている三島屋の話もおもしろい。ライフワークとして頑張って欲しいです。アマゾンの紹介文を。そうか、おちかが。
おちか、ついに母となる。宮部みゆきのライフワーク、待望の第九弾!
行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。
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