また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評・感想、出た本出る本など、本関連の最新ニュースを届けます。

■あ行の作家

【書評】浅生鴨「猫たちの色メガネ」-27の奇妙な味のショートストーリー、さてどれが好き??

猫たちの色メガネ posted with ヨメレバ 浅生 鴨 KADOKAWA 2017-09-29 Amazon Kindle 楽天ブックス 作者はNHKのツイッターアカウント@NHK_PRの中の人1号として有名になった浅生鴨さん。今は主に執筆活動に注力している、と紹介にある。「猫たちの色メガネ…

【映像化】朝井まかて原作のドラマ「眩(くらら)」明日18日夜放送!主演は宮崎あおい

眩 posted with ヨメレバ 朝井 まかて 新潮社 2016-03-22 Amazon Kindle 楽天ブックス すでにこのブログに書きましたが、朝井まかての同名小説が原作のドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘〜」が明日夜NHK総合で放送されます。詳しくは以前のブログを読んで欲し…

【書評】大崎善生「聖の青春」-ここには村山聖という稀代の棋士の生と死が丸ごと描かれている

聖の青春 (講談社文庫) posted with ヨメレバ 大崎 善生 講談社 2002-05-07 Amazon Kindle 楽天ブックス このノンフィクションの中盤にこんな一文がある。 純粋さの塊のような生きかたとありあまる将棋への情熱。それにかける集中力と桁外れの努力。勝利への…

【書評】いとうみく「カーネーション」-互いを愛せない母と娘、これは予定調和で終わらない親子の物語

カーネーション (くもんの児童文学) posted with ヨメレバ いとう みく,酒井 駒子 くもん出版 2017-05-11 Amazon 楽天ブックス 表紙の絵が酒井駒子さんだったのでちょっとアマゾンを調べてみたら、児童文学作家の安東みきえさんが「家族を描くならここまで書…

【映像化】朝井まかての傑作「眩(くらら)」が宮崎あおい主演でドラマ化!

眩 posted with ヨメレバ 朝井 まかて 新潮社 2016-03-22 Amazon Kindle 楽天ブックス おぉ、これはうれしい。このブログでも紹介した朝井まかての傑作「眩(くらら)」がNHK総合でスペシャルドラマになります。放送日は9月18日。タイトルは「「眩(くらら…

【BOOK NEWS】直木賞・本屋大賞W受賞!「蜜蜂と遠雷 音楽集」明日発売!!恩田陸書き下ろしエッセイ付

蜜蜂と遠雷 音楽集 posted with カエレバ コンピレーション・アルバム ナクソス・ジャパン 2017-05-26 Amazon 楽天市場 さてさて、話題のアルバムがいよいよ明日発売です。直木賞と本屋大賞を受賞した恩田陸の傑作音楽小説「蜜蜂と遠雷」、舞台となるピアノ…

【書評】恩田陸「夜のピクニック」-もうひとつの本屋大賞受賞作、こちらも傑作!

夜のピクニック (新潮文庫) posted with ヨメレバ 恩田 陸 新潮社 2006-09-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 今回、本屋大賞を受賞した恩田陸さん、第2回目の「夜のピクニック」についで2度目の受賞です。この小説もいいんだよなぁ。というわけで、昔書いた…

【文学賞】2017年本屋大賞は恩田陸「蜜蜂と遠雷」に決定!CD「蜜蜂と遠雷」音楽集も出ます

蜜蜂と遠雷 posted with ヨメレバ 恩田 陸 幻冬舎 2016-09-23 Amazon Kindle 楽天ブックス いやいやいや、驚いた。本屋さんが選ぶ本屋大賞は直木賞取っちゃったこの小説にはならないんじゃないかと思ってた。「みかづき」か「罪の声」かなぁ、と予想をしてい…

【BOOK NEWS】雑誌「SWITCH」特集「ほぼ糸井重里」がなんだか大変なことに

SWITCH Vol.35 No.3 ほぼ糸井重里 posted with ヨメレバ 糸井 重里 スイッチパブリッシング 2017-02-20 Amazon 楽天ブックス 「SWITCH」が糸井重里特集をやることはすでにこのブログでも書きましたが、大増ページで特別価格のスペシャルバージョンになるよう…

【BOOK NEWS】雑誌「SWITCH」2月発売号の特集は「ほぼ糸井重里」!

SWITCH Vol.35 No.3 ほぼ糸井重里 posted with ヨメレバ 糸井 重里 スイッチパブリッシング 2017-02-20 Amazon 楽天ブックス 「SWITCH」、去年はけっこう買いました。マツコ・デラックスのやつとかキョンキョンの号。うむ。で、2月発売号は「ほぼ糸井重里」…

【映像化】池井戸潤「陸王」テレビドラマに!!

陸王 posted with ヨメレバ 池井戸 潤 集英社 2016-07-08 Amazon Kindle 楽天ブックス 年末の29日に発表になりました。TBS系日曜劇場枠での放送です。池井戸潤×TBSは「半沢直樹」「ルーズヴェルトゲーム」「下町ロケット」と福澤克雄演出でヒットが続いてま…

【書評】朝井リョウ「何様」-「何者」を見事に裏返す表題作とその先にあるささやかな希望!

何様 posted with ヨメレバ 朝井 リョウ 新潮社 2016-08-31 Amazon Kindle 楽天ブックス 就活生を描いて直木賞を受賞した「何者」、そのアナザーストーリーだ。といっても、この小説集、すごく凝っている。全体は6つの短編からなっているのだが「何者」との…

【BOOK NEWS】1月発売!小川洋子新刊「不時着する流星たち」が気になる、気になる!

不時着する流星たち posted with ヨメレバ 小川 洋子 KADOKAWA 2017-01-28 Amazon 楽天ブックス 小川洋子は「猫を抱いて象と泳ぐ」あたりからのファンで以降の小説は大体読んでいます。さて、1月28日発売の新刊「不時着する流星たち」、これはKADOKAWAの冊…

【書評】朝井リョウ「ままならないから、私とあなた」-ままならないからおもしろいのか、ままならないからイヤなのか

短編「レンタル世界」と長い表題作の2編を収録。「ままならないから〜」、ううむ、すごくおもしろいぞ。で、このタイトルから大人の話かと思っていたら、なんと小学生の話から始まったのでびっくり。しかし、朝井リョウ、彼は学生や子供たちの世界をデビュ…

【映像化】大崎善生「聖の青春」映画化、いよいよ明日から公開!〈映画感想付き〉

さてさて、「この世界の片隅に」はまだまだ応援しますが、こちらも注目!大崎善生「聖(さとし)の青春」が映画化され、いよいよ明日から公開されます。僕はひと足先に観たので、その感想を個人的なメルマガから引用します。 東京国際映画祭のクロージングで…

【書評】恩田陸「蜜蜂と遠雷」-まずは作者に拍手喝采を!スタンディングオベーションを!

芳ヶ江国際ピアノコンクール、話題のピアニストを輩出したことで評価が高まっている国際的なピアノコンクールを舞台にした物語だ。小説は、書類選考落選者を対象にしたオーディションから始まって、芳ヶ江で行われる一次、二次、三次予選、そして、本選まで…

【BOOK NEWS】朝井まかて「眩(くらら)」にも登場!シーボルトから依頼された北斎の西洋画

オランダで葛飾北斎が描いた西洋画が見つかって大きなニュースになりましたが、夏に読んだ朝井まかての傑作「眩(くらら)」に北斎がシーボルトの依頼を受け西洋画を描いたという話が出てきました。

【映像化】明日15日から朝井リョウ原作の映画「何者」スタート!

さてさて、今日スタートの「永い言い訳」に続いて明日からは「何者」が始まります。原作は2012年下半期の直木賞を受賞した朝井リョウの同名小説。就活とその只中にいる大学生をリアルに描いた青春小説の傑作です。書評、書いてます。旧ブログから引用します。

【BOOK NEWS】五木寛之「青春の門」23年ぶりの続編。来年から「週刊現代」で連載。

というニュースにはちょっと驚きました。前々から僕は五木寛之はなんでもう小説を書かないんだ、とブーブー言っていました。「親鸞」って小説なのかな?よくわからん。いずれにしても人生論みたいなのが多く、なんだかなぁって感じ。とてもおもしろいエンタ…

【書評】絲山秋子「薄情」-「地元」と「よそ者」、地方都市に生きる若者の今がここにある

薄情 posted with ヨメレバ 絲山 秋子 新潮社 2015-12-18 Amazon 楽天ブックス 今年の谷崎賞受賞作品。絲山さんの小説は好きでよく読んでいるが、これは最近の作品では一番おもしろかった。というか、とてつもなくおもしろくて、今年のマイベストの上位に入…

【書評】朝井まかて「眩(くらら)」-これは江戸に生きる一人の女絵師を描いて見事な物語  

眩 posted with ヨメレバ 朝井 まかて 新潮社 2016-03-22 Amazon Kindle 楽天ブックス 葛飾北斎の娘で自らも絵師であった葛飾応為(おうい)の物語。近年彼女は「江戸のレンブラント」と呼ばれているらしい。その象徴というべき絵が表紙を飾っている「吉原格…

【BOOK NEWS】「何者」の続編「何様」8月末発売!

何様 posted with ヨメレバ 朝井 リョウ 新潮社 2016-08-31 Amazon Kindle 楽天ブックス 就活生の実態をリアルに描いて直木賞を受賞した朝井リョウの「何者」。この秋には映画にもなります。映画にも期待してますが、8月31日そのアナザーストーリーともいう…

【書評】小川洋子「琥珀のまたたき」-幽閉された子供たちのピュアではかない暮らし

琥珀のまたたき小川 洋子 講談社 2015-09-10売り上げランキング : 14273Amazonで詳しく見る by G-Tools 小川洋子は尋常ではない状況に置かれた人間たちをよく描く。近年で は「人質の朗読会」が思い出される。「琥珀のまたたき」もまた、そう いう物語である…

【書評】池井戸潤「下町ロケット」-常に対立を作り出す池井戸潤小説の魅力満載!

下町ロケット (小学館文庫)池井戸 潤 小学館 2013-12-26売り上げランキング : 183Amazonで詳しく見る by G-Tools 直木賞受賞作。池井戸潤は原作のドラマはけっこう見てるが、小説を 読むのはこれが初めて。累計でもう100万部以上売れてるんだなぁ。す ごい。…

【書評】朝井リョウ「武道館」-「素人くさいアイドル」の物語はおもしろいのか?

武道館朝井 リョウ 文藝春秋 2015-04-24売り上げランキング : 5696Amazonで詳しく見る by G-Tools 愛子は子供の頃から歌って踊るのが大好きな女の子だった。そんな彼 女が高1になったばかりの春に「アイドル」になった。NEXT YOUとい う6人グループのメン…

【書評】絲山秋子「離陸」-時間と空間、生と死…浮遊感を感じる不思議な物語

離陸絲山 秋子 文藝春秋 2014-09-11売り上げランキング : 146677Amazonで詳しく見る by G-Tools 絲山秋子は好きでほとんどの小説を読んでいる。ただ、この「離陸」 は理解するのが難しい。だからといってつまらないわけではなく、なん だか「不思議な感じ」…

【書評】上橋菜穂子「鹿の王」-これは2人の男を通して描かれる、力強い生命の物語

鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐上橋 菜穂子 鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐上橋 菜穂子 今年の本屋大賞受賞作。作者の志の高さを強く感じる物語だ。「鹿の 王」は単なるファンタジーではなく、医療ミステリーであり、冒険小説 であり、人間小説でもある。 舞台…

【書評】逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」-やはり名作!見事なキャラクター造形とその語り口

百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)逢坂 剛 集英社 2014-03-20売り上げランキング : 558Amazonで詳しく見る by G-Tools ドラマを見ていて、昔から世評の高かったこの小説を読んでみたくな った。僕にとってこういうことは珍しい。ドラマの「mozu」は…

【書評】朝井リョウ「スペードの3」-生まれ変わろうとする3人の女性の姿を鮮やかに描いた傑作

スペードの3朝井 リョウ 講談社 2014-03-14売り上げランキング : 20052Amazonで詳しく見る by G-Tools 若き直木賞作家朝井リョウが社会人を主人公に描いた初めての小説だ。 でも、ま、そんなことはある意味どうでもいい。それより、前にもちょ っと触れたが…

【書評】尾﨑英子「小さいおじさん」-後半になって生まれる「うねり」がなんだかちょっとスゴい!

小さいおじさん尾崎 英子 文藝春秋 2013-10-24売り上げランキング : 55866Amazonで詳しく見る by G-Tools 曜子と紀子と朋美、中2の時にクラスメートで今28歳というビミョ ーな年齢になっている3人の女性たちが主人公。なんだか急にはじけち ゃった母親の…